日本の離島・港町3選|静かな島時間を歩くひとり旅
最終更新: 2026年6月11日
渡船の汽笛が、港に短く響いた。甲板に出ると、海の塩気と少しだけ燃料の匂いが混ざって、波が低く揺れている。島に近づくにつれ、世界がだんだん静かになっていった。
このページでは、大きすぎず・観光地化されすぎていない、3 つの島と港町を選んでみました。どれもアクセスは決して悪くない、けれど人の波がここまで届かない場所たちです。
1. 広島・尾道の島々——向島・岩子島
尾道本土から、渡船で 5 分。向島とその先の岩子島は、しまなみ海道を辿る観光客の波が届ききらない、瀬戸内の穴場の島。高見山展望台からの多島美、岩子島の静かな集落、レモン畑。
尾道は混雑するなら、まず船に乗ってしまう——というルートが、ガイドブックよりも気持ちよく旅を組み立ててくれる。
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2. 三重・答志島——伊勢から少し足を延ばした静かな場所
伊勢神宮の喧騒から離れて、鳥羽港から船で 30 分。答志島は今も漁村の暮らしが息づく島だ。「寝屋子(ねやこ)」制度という独自の若者文化が残り、民宿で食べる海鮮は本物。
伊勢神宮を訪ねたなら、ぜひ 1 泊でも答志島まで足を伸ばしてほしい。「伊勢に行ったけれど神宮しか見ていない」という旅にならないために。
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3. 静岡・西伊豆 松崎町——なまこ壁の港町
正確には島ではないけれど、西伊豆・松崎町は半島の先にある「島のような港町」だ。なまこ壁が今も残る街並み、駿河湾を望む石部の棚田、伊豆文邸の古民家カフェ。
東伊豆の温泉街の喧騒とは違う、本来の伊豆の風景がそのまま残る場所。
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島と港町に行くときのコツ
- 船便は本数が少ないので、行きと帰りの時刻を必ず先に決める
- 島の食事は民宿の夕食が最高のレストランになる(要予約)
- レンタカーが入れない島もあるので、レンタサイクルや徒歩前提でルートを組む
- 波・天候で欠航するので、台風シーズンは避ける
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Kaoriメモ
島や港町の旅は、船の時刻に合わせるだけで一日の流れがやさしく整います。予定を詰めすぎず、港で待つ時間や、海を眺めるだけの時間を残しておくと、ひとり旅でも心細さより静けさが残ります。
この記事は、Web制作を生業とする運営者が、旅の合間に綴っています。静かな場所の発信や、サイト設計のご相談があれば、お気軽にどうぞ。


